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季節ごとの病気や症状・養生法を詳しく解説

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2020年運気予測と実際の天候

運気予測・五運、司天在泉(P327、329)

●金運太過で金運勝気、司天は少陰君火、在泉は陽明燥金。
●前半年は金運により気温が低下
●司天少陰では気温が高くなるので寒暖差が大きい。
●夏は暑い(主客少陰)
●四の気(梅雨、秋雨)は主客ともに太陰なので降雨が多い。
●後半は金運と在泉陽明で気温が低い(同天府=歳運と在泉の気が同じで陽に属す後半の気温低下)。

運気予測・客主加臨(P329)
●大寒から春分は気温が低い(客気太陽寒水)~傷寒病。温病の流行。
●春分から小満は気温高く風が強い(客気厥陰風木)~司天少陰が影響すれば高温。肝気上逆の症状。
●小満から大暑は気温が高い(客気少陰君火)~四の気は客気が太陰なので梅雨は降水が多い。
●大暑から秋分【梅雨も】は降水量が多い(主気も客気も太陰湿土)~脾胃の病。内湿の病。
★主気太陰とは黄河流域の雨季で日本では梅雨と秋雨時期に相当
●秋分から小雪は気温が高い(客気少陽相火)~金運太過年なので寒暖差大きい。外感病が多い。
●小雪から大寒は気温が低い(客気陽明燥金)~陽気不足、傷寒病。痺病。

参照2020年運気予測

 

2020年運気図

気温推移
4月、7月以外は高温推移、月単位の寒暖差が大きい=金運太過+司天少陰で寒暖差が大きい

降水量

梅雨の降水量は多い (四の気=梅雨は主客共に太陰湿土に合致)

実際の天候と症状の概況
■1月から高温傾向で、春の訪れが早かった。肝実・内熱の人がよく見られた。
■3月以降はコロナの影響で、不安を訴える人も多かったが、会社がリモートや自宅待機の人、肝鬱がかえって緩み症状が少なかった(人間関係のストレスが減る?)。
■梅雨の期間は平年よりも降水量も多く、気温が低かった。
■梅雨明けからは気温が記録的に高く、次第に疲労倦怠感、胃腸症状を訴える人が増えた。普段実証の人でも、一時的に気虚やクーラー・冷飲食による陽虚がみられた。

実際の天候
■9月中旬より気温が低下し(それでも平年よりやや高い)、体力のある人は元気になったが、脾虚の人は倦怠感、胃腸障害などが多かった。一時的なうつ症状も散見された。西日本(西宮)では、気温低下により風寒タイプの風邪を引く人が増えた。
■9月の降水量は、日本海側・九州・四国・東北では多く、その他地域は少なかった。

気象庁の季節予報
■気象庁の季節予報では10月は高温推移、11月は平年並み、12月は低温推移と予測されている。
~運気予測では10月は客気少陽で高温予想、12月は客気陽明で低温予想と一致。新型コロナもあり傷寒・中風病の予防が大事。

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