生理痛・PMS・チョコレート嚢胞・子宮内膜症の鍼灸

■子宮内膜症の疑いによるつよい腹痛:40代女性3年間していた不妊療法を休止してから生理不順。半年前より排卵日より生理終わるまでの間、下腹部につよい痛みが出てくる。痛み止めを飲まないと日常生活ができない。痛みの程度は段々とつよくなってくる。経穴の状態や脈、舌をみると身体がひどく緊張して痛みが生じやすい状態になっていた。背部の経穴に鍼をして身体の過緊張と炎症傾向をとる施術を20回ほど継続しました。

■生理痛:40代女性 不妊療法を中止してから生理痛が起こるようになる。身体をみると背部がひどく緊張していた。身体の緊張と炎症傾向によって起こっていると考え、背部に鍼をする。20回ほど施術しました。

■チョコレート嚢胞

30代女性、左チョコレート嚢胞で、左下腹部が痛む。経過観察であったが、鍼を希望して来院されました。左下腹部の緊張と痛み、三陰交・臨泣というツボに硬結と痛みがあり、血液の循環が悪いことと、下半身が弱っているためと考えて、下腹部の血液の循環を改善するツボと、下半身弱りをとるツボに鍼をしました。10回ほどの施術を行いました。以後、疲れて少し痛む時に鍼をするようにしています。

※記載の症例は、当院の鍼灸を受療されて同じような経過をたどることを保証するものではありません。症状・病気の程度、生活習慣や体質の違いで効果は異なることがあります。施術を受けられる際の参考としてご覧ください。

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