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季節ごとの病気や症状・養生法を詳しく解説

内経気象学 季節の草花

春分の春雨

春分の今日は、近畿地方ではさらさらとした降雨(春雨)が時々あり湿度が高く、また気温も20度前後まで上がった春らしい一日でした。天気図をみると日本海を発達した低気圧が通過したため、南寄りの風が強く暖気と降雨をもたらしたものです。春一番の時と同じ天気図ですね。

気象庁提供3月21日9時天気図と降水

このように気温が急上昇する時は、東洋医学での肝の働きが盛んになり、気が上昇してのぼせ、めまい、片頭痛、いらいらなどの諸症状が起こりやすくなります。こんな時は香辛料、ニンニクなどは控えます。

また湿度が高いので胃腸の弱い人、体力のない人(脾虚といいます)では、倦怠感が強くなります。この場合は、油濃いものを控え、胃腸に優しい消化の良い食事をしましょう。

体力のある人は、冷水をゆっくりと飲んだり、柑橘類を食べるとのぼせが少しましになります。

天気の良い時は「ゆったりとした散歩」が肝を緩めて(身体と心の緊張を緩めること)、胃腸の働きもよくしますので積極的に歩きましょう♪

西宮の桜もいよいよ開きそうです。西日本は暖冬傾向でしたので早い感じですね。

春の養生で、身体と心を快適に調えて花見に備えましょうか。

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