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季節ごとの病気や症状・養生法を詳しく解説

内経気象学 運気論(五運六気)

2019年(1月20日大寒~)の運気論による天候予測

■2019年(1月20日大寒~)の運気予測 参考「五運六気による気候予測」
己亥(つちのとい)
歳運:土運不及
司天:厥陰風木
在泉:少陽相火
勝気:木運(四維,長夏)
鬱気:土運
復気:金運
発気:なし
運気相同:相剋、六気中心,天刑
書籍のp313,329-30,334参照

【2019年の運気図:内経気象学リアルタイムをキャプチャー~試用版ですが全機能が使用できます

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/edu/se501205.html】

■五運と司天・在泉による気候予測
〇土運不及で木運勝気、司天は厥陰風木、在泉は少陽相火。
〇前半年は気温が高く、風邪が強い、後半も気温が高い。
~全体として、気温が高く推移する。

■客主加臨による季節ごとの予測
〇大寒から春分は気温が低い(陽明燥金)~右半身下部に寒病
~気温低く乾燥、傷寒病流行、高血圧、心疾患。
〇春分から小満は気温が低い(太陽寒水)
~低温で逆風ふき傷寒病、内熱が盛んになり皮膚病など。
〇小満から大暑は気温が高く、台風が多い(厥陰風木)
~夏の温病、食中毒が流行。熱中症多い。眩暈・耳鳴り。
〇立秋から秋分は気温が非常に高い(少陰君火) 黄疸・浮腫。
~残暑強く熱中症多発,疲労倦怠。
〇秋分から小雪は降水量が多い(太陰湿土)
~湿困脾土の病証が多い。痺病が悪化。
〇小雪から大寒は気温が高い(少陽相火)~温癘病
~温病タイプの風邪、インフル。

■五運の前半年は気温が高いと客主加臨による大寒から小満までの低温は矛盾しますので、この場合は寒暖差が大きいと考えます。小満から大暑は五運・司天でも客主加臨でも高温の予想となっていますので、猛暑となる予測です。

■1~2月の予測
五運は木運勝気・司天は厥陰風木なので風が非常に強い。気温は寒暖が大きい、と予測します。

■予測は参考にして実際の天候をよく観察しましょう。そしてある時期にどのような天候なのかを考えて起こりやすい症状や病気を考えます。

内経気象学入門のp324-333を参考にしてください。

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