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内経気象学

小雪~北日本では降雪

二十四節気の一つ。太陰太陽暦の 10月中 (10月後半) のことで、太陽の黄経が 240°に達した日 (太陽暦の 11月 22日か 23日) に始り、大雪 (12月7日か8日) の前日までの約 15日間であるが、現行暦ではこの期間の第1日目をさす。初冬の候であるが、ときおり気温が上昇して小春日和になることもある。昔中国ではこの期間をさらに5日を一候とする三候 (虹蔵不見,天気上騰地気下降,閉塞而成冬) に区分した。それは、もはや虹も現れず、天気が上昇しても大地の様相は下降し、全般的に冬の時候の意味である。【ブリタニカ国際大百科事典】

暦便覧「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」

小雪節の七十二候・次候は、日本では朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)ですが、中国では、「天気上騰地気下降」とあります。秋までは天気は下降し、地気は上昇して陰陽の交流が起こるのですが、冬になってくると陰陽の交流がなくなってきて地上は地気=陰気が多くなり気温が下がってくるということですね。陽気が減少するので陽気不足の病が増えてきます。保温が大事となります。

東北以北や北陸山間部では降雪が見られるようになってきました。小雪のとおりですね。

急に気温が下がってきましたので、かぜ引きやウイルス性胃腸炎に注意しましょう。

また移動性高気圧に覆われていますので、乾燥して朝晩の気温差が大きく喘息が発症しやすい気象です。気温管理に注意しましょう。

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